おしゃれに外壁の塗装をしてみませんか?
2021/06/23
自宅の外壁をツートンカラー(2色を使った配色)で塗装したいと思ったとき、
問題になるのが「色の組み合わせをどうするか」です。
もしも配色を間違って、自宅の外壁のカラーデザインが
ちぐはぐな感じになったら、後悔してもしきれないですよね
ツートン塗装を検討するにあたって、知っておくと便利な基本や定番の組み合わせを紹介します。
ツートン塗装で使う色は、次のように呼び分けます。
①ベースカラー
外壁で最も面積が大きく、存在感のある色です。
面積が大きいぶん、住宅のイメージに大きく影響します。
メインカラーと呼ばれることもあります。
②アソートカラー
ベースカラーの次に面積が大きく、家の外観の印象に関わってくる色です。
③セパレートカラー
ベースカラーとアソートカラーをへだてる境界線となる色です。
塗り分け方や好みによって、入れるときと入れないときがあります。
ツートンカラーで外壁塗装をするときのポイント
ツートンカラーで外壁塗装をするときにおさえておきたいポイントは、次の8つです。
- 2色の比率に気をつける
- セパレートカラーを上手く使う
- 付帯部分との相性も考慮
- 周辺の町並みとの調和も意識
- 同系色や淡いカラーは安心
- 濃い色は暗めにする
- 赤や青、緑の使い方には注意
- 値段は少し割り増しかも
2色の比率に気をつける
2色(ベースカラーとアソートカラー)の比率を以下のようにすると、バランスがよく見えやすいです。
- ベースカラーが全体の60~70パーセント
- アソートカラーが全体の30~40パーセント
もちろん、絶対にこの比率にしなければいけないわけではありません。
1階部分と2階部分で色を変える場合などは、2色の比率が5:5前後になるのが一般的でしょう。
セパレートカラーを上手く使う
外壁の1階部分と2階部分をへだてる「化粧胴差(けしょうどうさし。幕板ともいう)」に
色を塗り、セパレートカラーとすることが多いです。
塗料に使用する2色を決めてもバランスが悪く見える場合も多いです。
そんな時には2色の間にセパレ-ションカラ-を入れることで見栄えが変わってきます。
セパレートカラーを上手く使うことで、住宅の外観全体を引き締めたり、印象を強めたりする効果を期待できます。
同系色を元にカラ-を決めていく
ツ-トンカラ-の場合、塗料に使用する2色はなるべくベ-スが近い色を
使用するように心がけます。色の関係が遠い「黄色と青」「赤と緑」といった
補色は、色合いのバランスが離れすぎているため、おすすめできません。
塗料に使うのは3色までにする
外壁のコーディネ-トに使用する色は最大でも3色までにしましょう。
ファッションなどでも、むやみにカラ-を詰め込むことをしないのと同じです。